棒ノ折山
2020年8月7日(金)
今年度の夏季休暇を戴いたので、今月も登りに行こう!
まだコロナの影響があるので県内で。
満足度が高そうな山を探していて見つけたのが、棒ノ折山でした。
今回はソロ登山です。
暑くなりそうなので狙うは午前中。
6時過ぎに出発し、現地に到着したのが7時半。
気温は26度。
さわらびの湯という日帰り温泉施設の第3駐車場が早朝登山者向けの無料駐車場となっているので、そこからスタート。
近くにバス停とトイレもあります。
利用しましたがとても綺麗です。
さて、まずは名栗湖のある有間ダムを目指して舗装路をしばらく歩きます。
バイカーの方々がいらっしゃいました。
暑いので朝イチ狙いなのは一緒の模様。
道なりに行くと登山口に到着。
登山届けを出そうと思ったら備付けのペンはインク切れ。
仕方ないのでそのまま山道に入ります。
道幅はそんなに広くありませんが、比較的歩きやすい。
川の音が大分近くなって来たなぁと思っていたら沢に到着。
このルートは沢登りが出来るのが特徴。
川の水が冷たくて気持ちが良い。
幾分気温も低くて涼しく感じるが、夏には変わり無いので既に汗だく…
沢の岩場を歩いて少し広めの中洲で一休み。
ザックを一旦下ろして糖分を補給。
団扇をもって来れば良かったと少し後悔。
後ろから来た方が追い越して行きましたが、私はソロなのでのんびり自分のペースで行きます。
川に落ちないよう、岩場を選んで右へ左へ…。
しばらく行くとゴルジュ地帯と呼ばれる岩壁に挟まれた谷が見えてきた。
新緑と岩肌の苔がとてもいい味出してます。
写真を撮っていて気付いたが、さっき追い越した方が立ち往生している。
ゴルジュ地帯付近の岩場と水流に困惑してました。
「これ、ルート他にあるんですかねー」と言うので、「多分ここを登って進むんだと思いますよー」と答える。
更に後から来た方も合流。
「これ行けるんですかねー」と。
つまり、全員棒ノ折山はじめてらしい。
でも、ひとりじゃ無いのは心強い。
皆トレッキングポールをザックに仕舞って、岩場をよじ登ります!
最初は恐る恐るだけど、だんだん楽しくなって来る。
ボルダリングの要領で、ホールドと足の置き場さえ決めてしまえば難なく越えて行けます。
沢登り終盤には鎖場とロープが出現。
なんというアスレチックなルート…。
岩場と川の流れが強い箇所もあるので、
怖くて進めない人もいるかもしれない。
丸太の上を進んだり、片足川に突っ込んで進んだりw
濡れるの覚悟して行かないと登れない登山道…なかなかスリルあります。
ようやく沢を抜けると気温が一気に上がり、今度は根道地帯に突入。
更に丸太の階段はあるものの、かなりの箇所で崩れたり壊れたりしている為、余計体力使います。
一歩一歩無理せずゆっくり行こうと決め、後から来た方に先を譲る。
「来る度に壊落箇所が増えてる」と言っている方が居ました。
迂回路と書かれた看板を幾つか見たけど、壊落したから迂回して…という事かもしれない。
ゴンジリ峠に到着。
ちょっと一休み。この時点で500mlペットボトルが1本空になりました。
今日は1本目をポカリ、2本目はノンカフェインのお茶にしたが、夏場の暑い日は汗で塩分が抜けるので、2本ポカリの方が良かったかも。
さて、ここからがキツかった…
かなりの勾配に加えて、木の根と壊れた丸太階段の連続。
途中、山頂諦めて引き返そうか悩んだが、YAMAPで現在地を確認すると頂上まであと少し。
ここで下山するとして、休憩ポイントの方が遠いし…と考え、休み休み山頂を目指す。
やっと到着!
2時間30分ほど掛かりました。
山頂からの景色は、霞んでてあまり見えない。
ベンチも沢山あるのでゆっくり休憩出来そうだ。
今日は卵スープとおにぎり、食後のデザートとコーヒー。
シングルバーナーのガスが少なくなってたみたい。ギリギリでちょっと焦りました。
さて、後は下山するだけです。
が、勾配があるだけに、下りも容易では無い。
分岐点。
周回コースで下山する予定だったので、
岩茸石の脇を抜けて行きます。
木の根が凄い…振り返ってみる。
うっわ…こんな所を降りてるのかと、若干引きますw
途中何度か林道を横切り、無事にさわらびの湯側に出てこれました。
ザックを車に下ろしたら、即温泉へ!
タイミングが良かったのか、平日だからかほぼ貸し切り状態。
すぐに汗を流せるのは本当最高!
キツかったけど、充実した1日でした。
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